ポメラニアンのイブ(病気療養中・蛋白漏出性腸症、炎症性腸疾患)+(時々)トイプードルのシニアわんこのミニ助のお話です

入院二日目の朝

入院二日目・午前の面会

昨日はさすがに眠れなかった

いつケータイが鳴り出すかと思ってヒヤヒヤだった

結局、病院からの呼び出しはないまま、朝を迎えることができた

 

そう言えば昨夜、帰宅した後に元カノからメールが入ってた

イブのことへのお礼の内容だった

今まで彼女一人に任せていたことを反省した

イブの親権(=親犬)は彼女だが

僕のできることをしたいと思った

 

再検査

午前中、元カノと再び病院を訪れイブに会い行った

昨日は座ることも出来なかったが、何と!座ったり立ったり

少し動けるようになっていた!

ウェットフードも少し食べたらしい

単純に命に感動した

こんな小さい身体でマジでよく頑張ってる

そして昨日、元カノが言った言葉

イブは死なないよ、大丈夫だよ

その通りだった

 

先生から朝一の血液検査結果の説明を聞く

数字的に改善傾向のものもあれば停滞しているものもある

何にしても芳しい状況ではない

 

予後不良

昨日から何度も「予後が良くない」と説明を受けている

「予後」とは、回復の見込みだったり今後の見通しのことをいう

「癌」などの重度の疾患にあっては、

生存率

という意味合いで使われることもある

先生が言葉を選びながら慎重に僕等に説明してくれていることを

ヒシヒシと感じた

 

現状として

急変する可能性はまだまだ高い

今回をしのいだとしても、病状がかなり重篤なため

 今後の治療に有効策があるかあまり期待できる状況ではない

とのことだった

そして僕等は二回目の判断をせまられることになった

この日は2023年12月29日

そう、年末である(病院は12月30日~1月3日まで休み)

そのため、このまま入院を続けるか

それとも家に連れて帰るか(通院に切り替える)

どちらかを選択しなければならなかった

 

入院を続けるメリット・・・緊急時に対応出来る
入院を続けるデメリット① スタッフは最低限の人数なので手薄になる
入院を続けるデメリット② 自宅ではない環境でイブのストレスになる
入院を続けるデメリット③ もしもの場合、駆けつけるのが間に合わない

併せて費用面の説明もあった

入院継続か通院に切り替えるかで

万単位で変わってくる

きれい事ではなくて、これも現実問題としてある話だ

使う薬、行う検査

当然、何をするにしてもお金がかかる

どこまで望むのか、どこまでなら出来るのか

 

(昨日の時点で、

治療や薬に関して、必要なこと・モノは制限なくやって欲しいと

先生に伝えている)

費用云々より、この状態で連れて帰ることが出来るのか

連れて帰るということは

「もう長くないから飼い主と過ごした方がいい」

そういう意味なのか

 

どうするかの返事は

夕方までの様子を聞いてそれから判断させて欲しいと

お願いをして、考える時間をもらうことにした

おもちゃで遊ぶポメラニアン

(2022年9月24日 ブーブー音が出るおもちゃで遊び倒すイブー)

>ありがとう

ありがとう

僕はあなた達からたくさん大切なことを教わりました。そして今もたくさんのプレゼントをもらっています。命のこと、心のこと、病むこと、生きること。ありがとう。そばにいてくれてありがとう。そばにいさせてくれてありがとう。

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