ポメラニアンのイブ(病気療養中・蛋白漏出性腸症、炎症性腸疾患)+(時々)トイプードルのシニアわんこのミニ助のお話です

緊急入院

緊急入院

僕が動物病院に着いたとき

イブは頑張っていた

何とか持ちこたえてくれた

もちろん、そのまま緊急入院

僕と元カノしかいなかった待合室がだんだん賑やかくなってきた

いつの間にか、通常の診察時間になっていた

 

院長先生に呼ばれ、最近の様子、今までの経緯などを聞かれる

元カノが順序立てて説明をしている

8ヶ月ほど前から体調が悪かったこと

セカンドピニオンで別の動物病院で薬を処方してもらっていたこと

4日前に段ボールかビニールの切れ端を食べてしまったこと

検査結果

レントゲン写真やエコー画像、採血の検査結果、そして今のイブの状態

かなり重篤らしい

特に、血液検査では

総蛋白(TP)基準値5.0~7.2    イブ3.5↓
アルブミン(Alb)基準値2.6~4.0      イブ1.1↓
血糖(GLU)基準値75~128    イブ15↓

 

犬CRP基準値0.0~0.9     イブ17.7↑
リパーゼ(LIP)基準値0~160      イブ498↑

 

生きているのが奇跡に思えた

面会

面会させてもらう

横たわり、点滴を受けている

意識はぼんやりしているようだが、少しは分かるみたい

院長先生が「抱っこしても大丈夫ですよ」と、優しい口調で言ってくれた

僕等を安心させてくれる声だった

まずは母ちゃん(元カノ)がイブに触れる

涙目になりながら頭をなで、声を掛ける

力の入らないくたくたのイブの身体を抱きながら更に泣く

そして僕

一年以上会ってなかった僕のことなんて忘れてて当然なんだが

元カノがそれを察してか

「イブちゃん覚えてる?前にいた人だよ?(元カノが僕にむかって)

なんかこんな人いたかもって顔してるよ」と再会の援護をしてくれた

久しぶりに抱っこしたイブはとっても小さく軽くなっていた

 

「イブ、頑張れ、大丈夫だ」

そう言いながら、ホントは不安で一杯だった

 

先生から改めて現状と予後について話があった

非常に厳しい状況で

今日明日がヤマかも知れないことも・・・。

 

こうなったら先生や看護師さんに託すしかない

僕等は祈るだけだ

夕方もう一度面会に来ることを先生に伝えて

動物病院を後にした

血液検査結果

(2023年12月28日緊急搬送時の検査結果)

>ありがとう

ありがとう

僕はあなた達からたくさん大切なことを教わりました。そして今もたくさんのプレゼントをもらっています。命のこと、心のこと、病むこと、生きること。ありがとう。そばにいてくれてありがとう。そばにいさせてくれてありがとう。

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